無線通信機器の受信感度試験セットアップ

電波暗箱を活用した無線通信機器の受信感度試験

アプリケーション

昨今の無線通信機器の多くは、より遠くで電波が受信できるように受信感度が低く設計されています。またIoT機器をはじめとする小型の無線通信機器は、アンテナが基板実装されており、RFコネクタが無いものもあります。このような条件で受信感度試験を行う場合、周囲の雑音(ノイズ)が多いと、目的の電波がノイズに埋もれてしまい、正確な受信感度を測定できません。

受信感度をより正確に測定するために、低ノイズ環境をつくることができる電波暗箱の利用をおすすめします。

ソリューション

■構成図

構成図

  • ■電波暗箱が無いとき

    電波あん馬こなし

    スペクトラムアナライザの画面

    電波暗箱が無い環境では、受信機(EUT)は周囲のノイズの影響を受けてしまい、受信感度試験ができない。

  • ■電波暗箱を使用したとき

    電波あん馬こなし

    スペクトラムアナライザの画面

    電波暗箱の蓋を閉じた中は、ノイズの無い(少ない)環境となり、受信感度試験に好適な条件といえる。

システム構成・価格

電波暗箱(各種) ¥198,000~
プログラマブルアッテネータ(MAT810またはMAT800シリーズ) ¥680,000~
ステップアッテネータ(MAT850) ¥298,000
同軸アッテネータ(MG-XXdB) ¥13,000
同軸ケーブル(MC2XX) ¥22,000~

※詳細は弊社営業担当までお問合せ下さい。

製品紹介

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