リアルタイムスペアナによるBluetooth Low Energy信号の計測 |マイクロニクス

MSA500シリーズシグナルアナライザのリアルタイムモードにより、
Bluetooth Low Energy (BLE) の間欠信号及び周波数ホッピング信号を捉える

アプリケーション

Bluetooth 4.0以降で追加された通信方式Bluetooth Low Energy (BLE) は、昨今のIoT (Internet of Things) 技術の普及に伴い、多くの小型無線機器に採用されています。BLEは従来のBluetooth 3.0以前の通信方式から、大幅な省電力化及びデバイス接続の単純化を図ることで、IoTに特化した仕様となっています。そのため、センサ・ネットワーク分野のような頻繁にデバイスの接続・切断を繰り返す通信で、BLE信号の電波を正確に捉えるには、リアルタイムスペアナを用いることが望まれます。

当社のハンディ型シグナルアナライザ(リアルタイムスペアナ)MSA500シリーズは、スペクトログラム解析と強力なトリガ機能を備えています。この機能により、BLEデバイス検出に用いられるアドバタイジング・チャンネル(Ch37~39)の間欠信号及びデータ・チャンネル(Ch0~36)の周波数ホッピング信号を正確に捉えることができます。また、タイムドメイン解析により、BLEの変調信号を時間軸波形にて解析可能です。

ソリューション

図-測定環境

【タイムドメイン解析】

周波数対時間(左図)、IQ対時間(右図)を表示させることで、BLEの変調方式であるGFSKの周波数偏移及びベースバンド信号を観測できます。

  • 画面写真-周波数帯時間
    MAIN画面(上段)【FREQ-T】 SUB画面(下段)【SPECTROGRAM】
  • 画面写真-IQ対時間
    MAIN画面(上段)【IQ-T】 SUB画面(下段)【SPECTROGRAM】

システム構成・価格

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製品紹介

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