無線LANに対応した無線機を開発・評価するために有用な機器をご紹介

アプリケーション

近年、一部の無線LAN機器は、増大する通信量に対応すべくスループットの高い手法SISOからMIMOへ移行してきている製品も見られます。また、情報通信機器端末以外にも様々な電子機器に無線LAN用のRFICが組み込まれており、その傾向は益々色濃くなってきています。

本アプリケーションにて無線LANに対応した無線機を開発・評価するために有用な機器をご紹介します。

ソリューション

1.ケーブル接続イメージ図

図-ケーブル接続

無線LAN用RFICを搭載したDUTをアクセスポイントを同軸ケーブルで接続し、外来到来電波の影響を受けることなく、遮蔽された環境で試験することができる。独立した系を各々の電力をアッテネータを用いて減衰させ、受信感度試験やエラーベクトル振幅(EVM)の評価を行う環境を提供する。

2.無線接続イメージ図

図-無線接続イメージ

同軸接続が行えない情報端末機器をアンテナを介してアクセスポイントと無線結合させることにより外来到来電波の影響を受けることなく、遮蔽された環境で試験することができる。

[システム構成]

1.ケーブル接続の場合(参考)

2.無線接続の場合(参考)

※性能80dB以上の電波暗箱の特注製作も可能
※詳細は弊社営業担当までお問合せ下さい。

製品紹介

電波暗箱

電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1510
電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1510

軽量で持ち運びも便利な小型サイズ。 20万円以下と大変お求め易い価格でのご提案。

電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1515

排気ファン/吸気口搭載タイプ。 電波暗箱内部の熱上昇を抑えて、エージング試験等の長時間の連続運転で理想的な試験環境を実現。

電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1520

多用途に対応する最も汎用的な中型サイズ。 正面開口で作業性に非常に優れています。

電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1530

大きな試験物に対応した大型サイズ。 オプションでターンテーブルを装着可能。

高速プログラマブルアッテネータ

高速プログラマブルアッテネータ MAT800シリーズ

最大減衰量80dB。超高速で減衰量を制御する事が出来る多機能な本格的プログラマブル機能。

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