移動体向けマルチメディア放送や次世代STBの端末開発
アプリケーション
電波暗箱を使って、移動体向けマルチメディア放送や次世代STBの端末開発を行います。双方向通信試験等において、簡易的な試験空間をご提供できます。
- 通信品質試験 (携帯電話基地局、近接にある外来ノイズ等を遮断)
- 蓄積型放送受信時の画像状態確認 (画像欠けやフリーズのチェック)
- デザリング機能等の相互接続性確認試験 (IOT試験等)
アナログ放送の停波を受けて、移動体端末に向けた周波数再編が進んでいます。
自営通信及びV-Low帯、V-High帯マルチメディア放送等を媒体とした複数サービスへの対応は、特にこの先スマートフォン等の移動体端末の開発には必須です。
また一方では、多様化する放送インフラが増加すると、近接チャンネルやマルチパスの影響を受ける形で、近い周波数帯域での混信やエラーレートの多発によって、目的の試験効果を得られない可能性があります。
そうした中でこれら問題を解決するツールとして、高いシールド性能を守り、豊富なインターフェイスをご用意出来る弊社電波暗箱は期待される試験環境を創造できます。
ソリューション
①通信品質試験、②画像状態確認
オープンサイト等で実測した補正値をシミュレータ側に反映し、フェライト材を用いた電波暗箱を使用してエラーレート等を確認します。
この際、測定機側でリアルタイムで監視することによって、特定環境や時間変化による通信状態の確認をします。
フェライト系電波吸収体
- 周波数範囲
- 50MHz~800MHz
- 対象機器
- キーレスエントリー
- 携帯電話(PDC・GSM)
- その他1GHz以下の無線機器
※システム構成と価格は御相談下さい。
③相互接続性確認試験
移動体端末側で設定するデザイリング機能等を複数の子機側に配信する際の機能試験に用います。
親機側、子機側と複数台の暗箱を用いて、外来ノイズに影響されることなく、双方向接続性を確認します。
システム構成・価格
① 電波暗箱 [MY1510 ※改造] | ¥278000 |
② 電波暗箱 IFモジュール [IFM1] | ¥99000 |
③ ダイポールアンテナ [M304] | ¥15,000 |
合計価格(税抜き) | ¥377,000 |
※(親機側×1、子機側×1)(ケーブル、コネクタ類別途)
※リース、レンタルプランも御用意しております。別途ご相談下さい。
※詳細は弊社営業担当までお問合せ下さい。
製品紹介
電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ MY1510
軽量で持ち運びも便利な小型サイズ。 20万円以下と大変お求め易い価格でのご提案。
電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ I/Fモジュール
Taurusシリーズは、小型、中型、大型の各サイズに共通なI/Fモジュールを用意しています。 使用目的に応じたI/Fモジュールを選択することができます。
ポータブルアンテナ
低VSWRにより、各種無線機器の送受信用途に最適。
半波長ダイポールアンテナと同様の特性。
お気軽にお問い合わせください
5Gの検証がしたい、電波暗箱をカスタマイズしたい、製品の修理が欲しい。
どんな小さなこともお気軽にお問い合わせください。