無線機器の量産試験をOTA環境※で行うためのシステム
※OTA(Over The Air)とは、無線通信でデータの送受信を行う技術のこと。
マイクロニクスでは、電波暗箱、アンテナカプラ、IFモジュール、多種多様な計測器を組み合わせ、
お客様の生産現場に最適な"計測システム"を提供いたします。

小型無線機器の出荷検査※に最適。
対応周波数:300MHz~10GHz
※送信出力レベル・受信感度測定・プロトコル機能試験など

電波暗箱
外来ノイズを遮断且つ内部のマルチパスを低減。サイズや用途に合わせて選定します。
全て日本国内自社設計・製造しています。

アンテナカプラ・治具
DUTの位置決めが容易となるため、測定の繰返し再現性を高く担保します。

I/Fモジュール
検査に必要なコネクタ構成に合わせて、豊富なラインナップから選択可能。将来的な仕様変更時も、背面モジュールを交換するだけで対応でき、コストを抑えられます。

これら全てをワンストップで提供・サポート。
私たちは長年にわたり、電子計測機器の自社開発・製造を行ってきました。
現場が求める品質、スピード、きめ細やかな対応。
メーカーだからこそできる「提案力」が、私たちの強みです。
【選定ガイド】サイズで選ぶ推奨セット
検査対象物(DUT)の大きさに合わせて、最適な暗箱とカプラの組み合わせをご提案します。
小型デバイス向け

DUT寸法20cm以下
スマートフォン、IoTモジュール、スマートキーなど

構成機器
- 電波暗箱 本体 MY2510
- 電波吸収体の表面加工 MY2510-BJ
- IFモジュール IFM各種(IFM1~IFM9)※取付可能台数(最大1)
- アンテナカプラ MAN201
- 治具(小) MAN201-JIGS
中型デバイス向け

DUT寸法 35cm以下
タブレット、車載基板(ECU)、小型ドローンなど

構成機器
- 電波暗箱 本体 MY2520
- 電波吸収体の表面加工 MY2520-BJ
- IFモジュール IFM各種(IFM1~IFM9)※取付可能台数(最大2)
- アンテナカプラ MAN201
- 治具(大) MAN201-JIG
- 受信部に広帯域のアンテナカプラを内蔵し、生産ラインにおける省力化・省スペース化に貢献。
- マニュアルライン向けのほか、自動化ライン向けも対応します。
推奨セット製品
電波暗箱/シールドボックス MY2510
ワンタッチロック機構によりタクトタイムを短縮。また各通信試験の再現性を向上。
【短納期可能】電波暗箱/シールドボックス MY2520
A4相当の製品に適度なサイズ 幅広いアプリケーションに対応し設備コストを削減。
【短納期可能】電波暗箱/シールドボックス Taurusシリーズ I/Fモジュール
Taurusシリーズは、小型、中型、大型の各サイズに共通なI/Fモジュールを用意しています。 使用目的に応じたI/Fモジュールを選択することができます。
【短納期可能】アンテナカプラ MAN201
・300MHz~9.5GHzをカバーした小型・広帯域のアンテナカプラ
・卓上サイズの電波暗箱に組込み可
・無線デバイス(DUT)のRF検査時に、DUTの位置決めが容易となるため、測定の繰返し再現性を高く担保できる。
詳細については弊社営業担当までお問合せください。
電波暗箱(シールドボックス)や治具のカスタムご相談も承ります。
042-649-3889




