概要
外国車あるいは旧タイプの車の場合、フロントガラスに熱線反射ガラスが使用されているケースが往々にしてあります。この時、配線作業がすべて終了してから検査したのでは取付作業が無駄になってしまいます。
そこで、取付作業の前に、下記に示す方法で事前チェックすると良いと思います。
取り付けようとするETC車載器をダッシュボードの上に置き、ETC車載器から出ている電源コードの+V線とGND線を各々ワニ口クリップで挟んで、シガレット用コネクタをシガレットライターソケットに差込みます。なお、ETC車載器によりACC線が追加されているものもあります。この時はACC線と+V線を絡げてワニ口クリップで挟みます。この状態で、ME8800EをETC車載器から1メートル離して試験をします。フロントガラスが熱線反射ガラスであれば、通信ができずFAILが表示されます。
※ワニ口クリップ付シガレット用コネクタは、マイクロニクス(株)でオプションとして用意してあります。
※シガレットライターソケットから電源を取れない場合は、バッテリー電圧に相当する電池を使用することもできます。バッテリー電圧は、通常12ボルトですので12V電源がよいでしょう。
製品ピックアップ
【生産完了品】DSRC 車載器テスタ ME9100
車両に取り付けたDSRC車載器が正常に通信を行うかどうかを無線レベルで試験するテスタ。
DSRC通信ユニット ME9115
DSRC車載器のWCN読み取りとDSRC路側機および車載器の電界強度測定を行う。
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