図1:16の周波数帯域に対応したMAT800/810の減衰量
図1:16の周波数帯域に対応したMAT800/810の減衰量

MAT800/810は図1のように、いくらかの周波数特性を持っていおります。周波数により減衰量が変化し、全体として緩やかなカーブを描きます。
そのため、図の”ƒ0“から”ƒ15“に対応した16の周波数レンジにおいて、MAT800は1600ステップMAT810は1200ステップ全ての減衰量をSGとパワーメータを用いてレベル校正を行っております。

MAT800は0dBから80dBの減衰量を0.05dBきざみで1600ステップの減衰量の設定が、MAT810は0dBから60dBの減衰量を0. 05dBきざみで1200ステップの減衰量の設定が可能です。
また、ユーザが周波数”ƒi“あるいはその周辺でMAT800/810を使用する場合、パネルキーとデータノブにより周波数レンジƒiを選択することにより周波数ƒiに対応した補正が行われます。

上記の補正により、MAT800/810は全周波数レンジで減衰量を保障する事を実現いたしております。

製品紹介

高速プログラマブルアッテネータ MAT800シリーズ

最大減衰量80dB。超高速で減衰量を制御する事が出来る多機能な本格的プログラマブル機能。

高速プログラマブルアッテネータ MAT810

電子式で切替時のチャタリングやスパイクがなく、細かな減衰量ステップの設定により高精度な無線シミュレーションが可能。周波数範囲を16分割して補正し帯域内の周波数特性をフラットにします。

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