スペクトラムアナライザ MSA400シリーズ

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1. 製品ラインアップ
2. 特長
2.1. 小型・軽量 1.8kg
2.2. 大型カラーディスプレイ
2.3. 4時間のバッテリ動作
2.4. USBメモリ
2.5. USB通信
2.6. PLLシンセサイザによる正確な周波数測定
2.7. 平均ノイズレベル -127dBm
2.8. 100dBの表示ダイナミックレンジ
2.9. AUTO動作による簡単操作
2.10. 大型ベンチタイプに引けを取らない機能
2.11. 豊富なオプション
3. 外観写真
4. MSA300との比較
5. スペクトラムアナライザMSA400シリーズ製品比較表
6. 関連資料

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製品ラインアップ

スペクトラムアナライザ MSA438

MSA400シリーズの中でもっともポピュラーなモデル
■測定周波数：50kHz～3.3GHz

スペクトラムアナライザ MSA458

8.5GHz帯域により無線系情報通信のほとんどのアプリケーションをカバー
■測定周波数：50kHz～8.5GHz

スペクトラムアナライザ MSA438E

EMI測定機能搭載モデル
■測定周波数：50kHz～3.3GHz

特長

小型・軽量 1.8kg

162(W)×71(H)×265(D)mmと小型で、重さはバッテリを含めてもたったの1.8kgです。

出張先や屋外での測定に大変便利です。

大型カラーディスプレイ

5.7インチ、640×480ドット、カラー液晶ディスプレイ。

4時間のバッテリ動作

オプションのリチウムイオン電池MB400をフル充電すると、おおよそ4時間（バックライト最低輝度）使用することができます。

USBメモリ

外部メモリとしてUSBメモリを使用することができます。

画面はBMP形式で、スペクトル波形と設定パラメータはCSV形式で記憶されます。

USB通信

USBインターフェースの採用により、転送速度は最高12Mbpsと格段に高速になりました

PLLシンセサイザによる正確な周波数測定

センター周波数はPLL（Phase Locked Loop）シンセサイザにより、正確な周波数にセットされます。また、信号の周波数は周波数カウンタ（工場オプション）を用いれば、さらに正確に測定することができます。

平均ノイズレベル -127dBm

平均ノイズレベルは -127dBm＠1GHzと低く、広いダイナミックレンジを確保しています。

100dBの表示ダイナミックレンジ

振幅軸は、100dB/10div（10dB/div時）の表示目盛りとなっていますので、広いダイナミックレンジで信号を観測することができます。

AUTO動作による簡単操作

オートレンジ：設定されたスパンをもとにRBW、VBW、掃引時間を自動的に設定します。
オートチューニング：フルスパン内の最大レベルに中心周波数を合わせ、最適なRBW、VBW、掃引時間に設定します。

大型ベンチタイプに引けを取らない機能

メジャリング機能：チャネルパワー、隣接チャネル漏洩電力、占有周波数帯幅、電界強度、磁界強度、周波数測定
演算機能：MAX HOLD、MIN HOLD、AVERAGE、OVER WRITE
マーカ測定（SINGLE、DUAL、DELTA）及びピークサーチ機能
セーブ/ロード機能
プリンタ出力機能

豊富なオプション

PCソフトウェア、ロギングソフトウェア、VSWRブリッジ、ポータブルアンテナ、磁界プローブ、USBプリンタ、周波数カウンタ、リチウムイオン電池、各種テストアクセサリと多くのオプションが揃っています｡

外観写真

MSA300との比較

	MSA300	MSA400
表示	4.7インチモノクロ	5.7インチカラー
バッテリ	ニッケル水素	リチウムイオン
-使用時間	約2.5時間	約4時間
通信インタフェース	RS-232C	USB2.0
データ保存/読み出し	内部	内部 USBメモリ
トリガ	オート	内部、外部
RF入力コネクタ	SMA(J)	N(J)
平均ノイズレベル	-117dBm@1GHz	-127dBm＠1GHz