EMS試験または放射妨害波による誤動作確認等、イミュニティ対策を提供します。
アプリケーション
R2350(EMS試験事前評価システム)をベースとし、必要に応じた[放射試験対策プログラム]に拡張します。

ソリューション

- MR2350に周辺機器を組合わせて観測、ソフトウェアで調整します。
対象となる対策規格は次の二つです。- EC61000-4-3:放射無線周波電磁界イミュニティ試験
- EC61000-4-6.:RF伝導妨害イミュニティ試験
- 測定の前に電界プローブで校正し、ソフトウェアで測定環境を選択します。
①測定モードには二つのモードがあります。
- 放射周波数固定モード→[発信周波数の設定]、[RF出力ON/OFF]
- 掃引モード→[出力パターン]→[SINGLE/REPEAT]、[START- STOP FREQ]、 [STEP-FREQ、RATE、TIME]、[RF出力ON/PAUSE/OFF]
②電界強度測定は次の設定が標準です。
- 1V/m、3V/m、10V/m、または1~10V/m内で任意設定
③AM変調設定には次の項目があります。
- AM変調のON/OFF
- 波形選択→[RECT ON(矩形波/FREQ1kHz)、SIN ON(SIN波/FREQ1kHz)]
- 変調度設定→[80%]、[0.1~90%内で変調度任意設定]
- 試験項目毎にパワーアンプを切替え、誤動作確認用に監視カメラで電波暗箱内部を録画、DUT側に受信アンテナを設置し、スペクトラムアナライザを用いて誤動作が生じる周波数ポイントを監視します。
システム構成・価格
■ EMI測定を手元で且つ簡単に測定できるツールとして、安価で実現する事ができます。
EMS試験対策システム[MR2350] →構成:電波暗箱、パワーアンプ、信号発生器、広帯域アンテナ、MAS235、監視カメラ |
システム制御架[電源ユニット含] →構成:電源制御ユニット、各機器収納 |
周辺機器、その他 →構成:電界プローブ、クランプ、インサーションユニット、方向性結合器、ケーブル類及び統合ソフト |
[注意]
- 試験対策には様々な組合せが考えられます。
- 被測定物毎に求められるシステムや試験プログラムは異なりますのでまずは弊社担当営業員までご相談ください。
※ご相談下さい。ご要望に沿った評価システムを提案させて頂きます
製品紹介
EMS試験システム MR2350
小型で簡便な放射イミュニティ試験システム。 EUT監視カメラによる誤動作検知が可能。
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