アンテナの違いによる測定結果の差異および選定方法をご紹介いたします

アプリケーション

放射EMI(エミッション)のプリコンプライアンステストにおいては、より低いレベルのノイズも測定できるように、測定器の性能はもとより受信アンテナの選定も重要となります。

ソリューション

構成図
アンテナファクタ
アンテナファクタ
環境ノイズ(水平:Horizontal)
環境ノイズ(水平:Horizontal)

上記の測定結果(グラフ)は、アンテナを同じ条件で設置したときの空間ノイズ(環境ノイズ)比較です。バイログ(大型)アンテナのフロアノイズが一番低くなっています。通常は、感度の良いバイログアンテナを選定するところですが、L=1650mmとサイズがとても大きいため、可搬性はありません。測定場所が限定的且つ広ければ、バイログアンテナが良いと言えます。

小型、中型のバイコニカルアンテナはバイログアンテナと比べて性能は劣りますが、サイズが小さく可搬性に富みます。出張測定で持ち運びが多い場合やノイズ探索用として被測定物(EUT)に近づけて使用する場合に便利です。

使用する環境に応じた選定が肝要です。

※詳細は別途 弊社営業担当までお問合せ下さい。

製品紹介

スペクトラムアナライザ / シグナルアナライザ

マイクロニクスのスペアナは小型・軽量・バッテリー動作(低消費電力)・低価格のハンディ型スペクトラムアナライザです。大型ベンチタイプスペアナに引けを取らない性能と機能で、サービス用途のほか、研究室や実験室、生産ラインにおいても十分活用することができます。

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