GPS電波再送信システム MN1600

屋外に設置された受信アンテナでGPS の電波を受信した後これを増幅し屋内の送信アンテナで再度放射する再送信システム。

カテゴリー:

¥2,100,000

特長

  • GPSの電波が届かない建物内でもGPS信号を受信
  • カーナビやドライブレコーダー等車載器を屋内でセットアップする時に効果的
  • 複雑な操作や設定は不要

仕様

受信アンテナ

受信アンテナ

GPS電波を受信するためのアクティブアンテナ。屋外の見通しの良い場所に設置します。

  • 利得:38dBi
  • 偏波:右旋円偏波
  • コネクタ:N(J)型
  • 外形寸法:φ90×98.4mm(突起物含まず)

雷サージプロテクタ

雷サージプロテクタ

雷サージから機器を保護します。

  • 直流放電開始電圧:230V±20%
  • インパルス放電開始電圧:650V
  • インパルス放電流耐量:10kA

送信アンテナ

送信アンテナ

GPS電波を再送信するためのアンテナで屋内のGPS信号利用機器用

  • 利得:4dBic
  • 偏波:右旋円偏波
  • コネクタ:SMA(J)型
  • 外形寸法:66□×11mm(突起物含まず)

増幅器&6分配器

増幅器&6分配器

受信したGPS電波を増幅して、6分配する機器

  • 利得:~40dB (同軸ケーブルのロスに合わせて利得を調整)
  • コネクタ:SMA(J)型
  • 電源電圧:AC 100V~240V
  • 外形寸法:430(W)×150(H)×440(D)mm(突起物含まず)

システム構成例

受信アンテナ

屋外の任意の場所にGPS電波(L1バンド)を受信する受信アンテナを設置。受信アンテナが衛星から受け取るGPS電波の電界強度は大よそ-130dBmeirp。

雷サージプロテクタ

同軸ケーブルの内外導体間に定格以上の電圧が生じると放 電するガス封入式のサージアレスター素子を内蔵しています。
又、定格以下で復帰しますので、通常の条件下では交換の必要はほとんどありません。

増幅器&6分配器

ノイズフロアを低く抑える為に、SAWフィルタを通し低ノイズアンプで増幅した後、純度の高いGPS信号を各送信アンテナに供給。増幅器&6分配器は壁面取付に対応。

送信アンテナ

屋内の任意の場所に送信アンテナ(パッシブ型)を設置。ターゲットエリアに放射する電界強度は-78dBmeirp

導入について

導入までの流れ

現地調査(希望時)
工事業者の手配及び設置工事
システム調査
  1. GPS電波再送信システムを設置後、信号が正しく増幅及び分配されているかの検査を行います。
  2. 検査方法は、受信アンテナの代わりに信号発生器を接続して信号を入力し、 送信アンテナの代わりにスペクトラムアナライザを接続して信号の出力レベルを測定します。
  3. 測定結果より、伝送路のロス計算を行い、システムが正常か否かの合否判定をします。

※尚、天候不良等による受信障害時の保証は出来かねますのでご了承ください。

導入費用

定価2,100,000円(税別) ~

※同軸ケーブル、設置工事別途費用がかかります。

受信に必要な電界強度は、実際の立地条件や周辺環境、施工(ケーブル長等)で異なります。
施工に関しましては、必要に応じてご相談下さい。

関連資料

製品カタログ

GPS電波再送信システム MN1600
ダイジェストカタログ

お気軽にお問い合わせください

5Gの検証がしたい、電波暗箱をカスタマイズしたい、製品の修理が欲しい。
どんな小さなこともお気軽にお問い合わせください。